「夏の章」~暑い夏に咲く花たち

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年々厳しくなる日本の夏~ペナン島に移住した経験

ひこうき

日本の春夏秋冬、一番嫌われそうなのが「夏」かもしれませんね!?

日本の夏は近年、明らかに暑くなってきています。気候変動や都市化の影響が大きく、特に都市部では「ヒートアイランド現象」が顕著です。
この現象は、都市のコンクリートやアスファルトが日中に熱を吸収し、夜間もその熱を放出するため、周囲の農村地域に比べて温度が高くなることを指します。

筆者は20年ほど前、マレーシアのペナン島に移住した経験があります。
赤道直下ですからね、暑いことはアツいのですが湿度という点では日本よりマシでした。それに、暖房が不要な分、冷房設備は完備でしたから慣れれば案外苦労しなかった気がします。

赤道直下と、温暖な地域に咲く花の違い

赤道直下に咲く花と日本のような北半球に咲く花の異なる点と特徴について、それぞれの良さがあります。
でもペナン島には四季がなく、日の出も日の入りもい1年中大体「7時」というパターン。当然花の成長や種類はかなり異なりました。

最初にビックリしたのは、それぞれの花の大きさと色彩の鮮やかさです。暖かい分だけ大きく育つんですね。(^^♪

ペナン島に咲いていた花のギャラリー

暑い国や暑い時期に咲く花たちの特徴

ハイビスカス
  • 気候条件
    高温多湿: 常に温暖で湿度が高い。
    雨季と乾季: 年間を通じて降水量が多いが、明確な雨季と乾季がある地域も。
  • 植物の適応
    常緑性: 多くの植物が常緑で、四季折々の変化が少ない。
    大きな葉: 水分を効率よく吸収するために、大きく広がった葉を持つ。
  • 花の色と形
    鮮やかな色彩: 昆虫や鳥を引き寄せるために、明るい色の花が多い。
    多様な形状: 繁殖戦略として多様な花の形状を持つ。

日本のような北半球に咲く花の特徴

きんもくせい
  • 気候条件四季の変化
    春、夏、秋、冬の四季があり、それぞれ異なる気候条件。
    寒暖差: 季節によって温度差が大きい。
  • 植物の適応
    落葉性: 冬に葉を落とす落葉樹が多く、寒さに耐える。
    根の深さ: 地面の凍結を避けるために、根が深く広がることが多い。
  • 花の色と形
    多様な色彩: 季節ごとに異なる花が咲き、色彩も多様。
    香りが強い: 花の香りが強く、受粉者を引き寄せるための戦略がある。

暑い季節に咲く花たちのまとめ

  • 環境適応: 赤道直下の花は高温多湿に適応し、常緑で大きな葉を持つ。一方、日本の花は四季に応じた変化があり、落葉性が多い。
  • 繁殖戦略: 赤道の花は鮮やかで多様な形状を持ち、北半球の花は香りや色彩で受粉者を引き寄せる工夫がある。

このように、赤道直下の花と日本の花は、気候や環境に応じた独自の特徴を持っています。

「猛暑の中で咲き誇る花」、人気ベスト3は?

南国の太陽をそのまま形にしたようなハイビスカス。見ているだけで元気がもらえる花ですが、実は意外と知られていない「ギャップ」や面白いエピソードがたくさんあります。

少し詳しく、その魅力について深掘りしてみましょう。

ハイビスカス(ヒビス・ドール)

ハイビスカス

南国の太陽をそのまま形にしたようなハイビスカス。見ているだけで元気がもらえる花ですが、実は意外と知られていない「ギャップ」や面白いエピソードがたくさんあります。

ちょっとだけご紹介しましょう。

潔い命: 朝に咲いて、夕方にはしぼんでしまう「一日花」。たった一日の命というのは驚きですよね。

しかし、実は株自体にスタミナがあり、次から次へと新しい蕾が上がってきます。毎日「新しい自分」なんですね。羨ましい!

ハワイの象徴: ハワイ州の州花であり、歓迎の象徴。未婚の女性は「右耳」に、既婚者は「左耳」に花を飾るという有名なサインがあります。

沖縄の「後生花(ぐしょうばな)」: 沖縄では古くから墓地に植えられることが多く、「あの世(後生)に咲く花」として、亡くなった人の幸せを願う花としての側面も持っています。

神様への捧げもの: インドでは、ヒンドゥー教の神様「ガネーシャ」に捧げる花として大切にされています。

アガパンサス(African lily)

ハイビスカスが「情熱の太陽」なら、アガパンサスはまさに「涼やかな夏の貴婦人」。 梅雨時から真夏にかけて、スッと伸びた茎の先に青紫や白の花を咲かせる姿は、見るだけで体感温度が下がるような清涼感がありますよね。

アガパンサス

アガパンサスの知られざる魅力と、会話のネタになる豆知識をご紹介します。

「アガパンサス」という響き、どこかロマンチックだと思いませんか? 実は語源がとても素敵なんです。

ギリシャ語が由来: ギリシャ語の「agape(アガペー:愛)」と「anthos(アンサス:花)」が組み合わさってできた名前です。

ストレートな花言葉: その名もズバリ「愛の花」。そのため、結婚式のブーケや、大切な人への贈り物としても非常に人気があります。

ここで少しだけ、真面目なアドバイス(キャンドー)を。
アガパンサスは、皮膚が弱い方が茎を折ったときに出る樹液に触れると、かぶれてしまう(皮膚炎を起こす)ことがあります。

また、人間やペット(犬・猫)が誤って食べてしまうと中毒症状を起こす可能性があるので、「愛の花」とはいえ、口に入れないようにだけ気をつけてくださいね。

マリーゴールド(Marigold)

マリーゴールド

マリーゴールドは、どこの花壇でも見かける「定番中の定番」ですが、実はその可愛らしい姿の裏に、驚くほどタフで戦略的な顔を持っています。

マリーゴールドの隠れた魅力と、思わず誰かに話したくなるユニークなエピソードをご紹介します。

名前の由来が「聖母マリアの黄金(Mary’s Gold)」である通り、非常に長く咲き続けます。春から初冬まで、まるで太陽が地上に降りてきたかのような鮮やかさを保つ生命力は、他の花にはない強みです。

その1:卵の黄色はマリーゴールドのおかげ?

実は、マリーゴールドは「鶏のエサ」として世界中で重宝されています。
花びらに含まれる「ルテイン」という色素を鶏が摂取すると、卵の黄身の色がより鮮やかで美味しそうなオレンジ色になるからです。私たちが普段食べている卵の色の秘密が、実はこの花にあるかもしれない…というのは面白いですよね。

その2:メキシコでは「死者を導く光」

メキシコの伝統行事「死者の日」において、マリーゴールド(現地名:センパスチル)は欠かせない存在です。その強烈な香りと鮮やかな色は、**「死者の魂が迷わずに家に戻ってくるためのガイド」**と信じられています。お墓から家までこの花びらで道を作る光景は、非常に幻想的です。

その3:かつては「金貨」の代わりだった

中世ヨーロッパでは、貧しい人々が聖母マリアに捧げる金貨を持っていなかったため、代わりに黄金色に輝くこの花を捧げたと言われています。「お金はないけれど、心からの輝きを」という、少し切なくも美しい歴史が名前に刻まれているのです。

香りの秘密: あの独特の強い香りは、実は「虫を寄せ付けないためのバリア」です。人間にとっては好みが分かれる香りですが、植物界では非常に優れた自己防衛手段なのです。

食用としての顔: 最近ではエディブルフラワー(食用花)としても人気で、サラダに散らすとビタミンカラーが食卓を彩ります.

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